【ボートレース】峰竜太が7年3か月ぶりに1R登場、周回誤認で3人が4か月の出場停止処分 / ボート界10月の重大ニュース
10月の引退選手
10月は次の3選手が引退した。 ・増田弘喜(埼玉64歳51期) ・松浦博人(三重47歳79期) ・村田友也(徳島41歳96期) 増田弘喜さんは山室展弘や西田靖ら強豪集う「花の51期」の一員。一般戦強豪クラスとして活躍しA級には29期昇格。99年の前後期に2期だけA1級にも昇格し、自己最高勝率は99年後期の6.37。SG出場はなかったがGIには名人戦も含めて10節近く出場している。Fも少なく、3779走連続スタート無事故の記録も持つ。通算成績は8763走で1014勝、優出79回、優勝7回、生涯獲得賞金は約6億3914万円。現役最後のレースは10月12日の蒲郡。 松浦博人さんは吉川元浩らと同期。14期ほどA級昇格があり、唯一のA1級が自己最高勝率6.18を残した10年後期。この期にGIには2節ほど出場している。神奈川出身の東京支部だったが、昨年4月から三重支部に転籍していた。通算では39回の優出で2回の優勝。現役最後のレースは9月30日の常滑。 村田友也さんは平本真之らと同期。A2級には3回昇格しており、自己最高勝率は10年後期の5.56。GIには四国地区選を中心に5節ほど出場がある。通算では15回の優出で2回の優勝。現役最後のレースは9月29日の地元鳴門。
10月の水神祭
▼初勝利 10月12日 谷口丞(滋賀134期) 10月15日 三嶌こころ(香川132期) 10月17日 村松将平(静岡133期) ▼SG初勝利 10月22日 吉川貴仁(三重118期) 10月23日 永田啓二(福岡94期) 10月23日 高倉和士(福岡111期) 10月23日 佐藤隆太郎(東京115期) 10月25日 井上忠政(大阪119期) ▼初優勝 10月12日 片岡秀樹(徳島90期) 10月13日 中野希一(埼玉126期) 10月25日 勝浦真帆(岡山116期) 片岡秀樹が02年5月のデビューから22年5か月、13回目の優出で初優勝した。地元鳴門で3コースからの鮮やかなツケマイ勝ち。優出自体も実に2年半ぶりだったが、見事にチャンスを生かした。石野貴之らの90期では23人目の優勝者になった。 中野希一は6回目の優出だった地元戸田のルーキー戦。4カドからまくって先手を取り、前原大道とのデッドヒートを制した。濱野斗馬らの126期では7人目の優勝者。 10回目の優出だった勝浦真帆は予選2位ながら初めて優勝戦の1号艇を手にして、コンマ01のスタートで逃げ切り勝ち。初のA2級昇格に自ら華を添え、入海馨らの116期では8人目の優勝者になった。 初勝利の水神祭は3人。谷口丞は児島で6コースからコンマ02のスタートを決めてまくり勝ちし、3連単は15万円台の大穴を提供。デビュー期の134期の水神祭は萩原丈太朗、長谷川暖に続いてまだ3人目と非常にさみしい現状となっている。 三嶌こころは住之江の男女混合戦で5コースからのまくり差し。ひと足先に水神祭をしていた133期の妹・さららに追いついた。村松将平は桐生で4コースからのまくり差し。この節の最終日には連勝ゴールを飾っており、一気に3勝をゲットした。 戸田ダービーではSG初出場だった4人に加えて、メモリアルに続く2回目の出場だった佐藤隆太郎も勝利して、未勝利だった5人全員がSG初勝利をマークした。