【ボートレース】峰竜太が7年3か月ぶりに1R登場、周回誤認で3人が4か月の出場停止処分 / ボート界10月の重大ニュース
江戸川で火災が発生
オールレディースを開催中だった10月17日の江戸川で午前8時半すぎに爆発を伴う火災が発生。消防車両約60台が出動し、約2時間後の午前10時30分頃に鎮火した。2階部分の施設約20平方メートルや壁などが焼けたものの、人的被害は出ていない。 火災が発生したのは7階建ての競技棟の2階部分にある燃料保管庫。一部報道によると、燃料保管庫で関係者が携行缶にガソリンを給油中、ガソリンに引火したという。 時間が早く、出場選手はまだ宿舎にいて出発直前の火災。選手たちには詳しい情報が入ってこない中、そうこうしているうちにテレビで報道され始めたとか。 火災の影響でオールレディースはもちろん、23日からの次節も開催は中止。11月の2節も中止が発表されたが、再開に向けて急ピッチで復旧作業をしていると思われる。 なお、火災発生による開催の中止、打ち切りは記録が残っている1989年以降では初めて。
選手の負傷情報
山田亮太=9月28日福岡一般戦5日目5Rの1周1マークで他艇と接触し負傷。右鎖骨骨折、脳しんとうで全治見込みは未定。 田頭実=10月9日津一般戦初日10Rの1周1マークでキャビった選手の影響で失速した際に他艇と接触し負傷。肋骨(ろっこつ)骨折、左肘切創などで全治見込みは約1か月。
周回誤認で3人が出場停止処分
10月10日に開催された褒賞懲戒審議会で次の7選手に出場停止処分が下された。 ・加藤高史(4か月) ・塚田修二(4か月) ・井田涼介(4か月) ・薮内瑞希(1か月) ・野田なづき(1か月) ・藤原仙二(1か月) ・入海馨(1か月) 加藤は8月17日平和島2日目10Rにおける「周回誤認」。塚田と井田は6月21日蒲郡初日1Rにおける「周回誤認」。ゴールしたと勘違いした塚田が上体を起こしてスピードダウンしたのを見た井田は、それに釣られて同じくスローダウンしてしまったという。 薮内は7月8日浜名湖初日6Rにおいて重量調整が0.5キロ不足していたことをレース後に発見されたことによる「最低体重に関する重量調整要領違反」。野田は8月13日から出場予定だった徳山での「前検遅参」。藤原は9月6日から出場予定だった福岡での「前検不参」。ナイター開催と勘違いしていたという。 入海は7月15日から出場予定だった下関を欠場するための「手続き不履行」。施行者には電報を打ったが、競走会斡旋課への出場取り消し手続きを失念していた。なお、入海は芦屋周年制覇で得たクラシック出場権などへの影響はなく、権利があればSGには出場できる。