【ボートレース】峰竜太が7年3か月ぶりに1R登場、周回誤認で3人が4か月の出場停止処分 / ボート界10月の重大ニュース
高塚清一が自身3回目のF2
10月13日の蒲郡一般戦2日目1Rで、高塚清一がインからコンマ03の今期2本目となるFを切った。2、3コースの選手もFで3艇による集団Fの一員になった。 高塚はFが非常に少なく、実に半世紀以上、59年ものキャリアでこれが通算45本目。年平均にするとわずか0.76本という数字になる。これだけ長く走っているにも関わらずF2は3回目。デビュー10期目だった1971年前期以来で実に54年ぶりのF2というから逆に驚く。 1本目のF休みはすでに消化しており、2本目のF休みは11月19日から来年1月17日まで。また、勝てば最年長1着の記録更新という状態も続いているが、9月14日の江戸川マスターズリーグ3日目に4コースからの抜きで勝利し、77歳6か月と7日まで記録を伸ばしている。
枝尾賢が病気でダービー欠場
戸田ダービーに出場予定だった枝尾賢が直前に欠場したが、その理由が病気だったことが判明。本人がインスタグラムに投稿した。10月3日からの浜名湖周年を4日目まで走って途中帰郷していたが、そこで脳梗塞と診断されていたという。 本人のインスタグラムを引用すると、「浜名湖開催中に脳梗塞と診断されて入院中です。長期戦になり、しばらくレースから離れますが、しっかり治していこうと思います。復帰を目指して頑張りますので、見守って頂けたら幸いです」と結んでいる。
白石健が2年2か月ぶりに復帰
22年8月28日の唐津初日を最後に長期欠場していた白石健が、10月25日の津一般戦で2年2か月ぶりの実戦復帰を果たしたものの、初日を6号艇から2着に食い込みながら私傷病で帰郷となった。 長期欠場理由は手首を痛めて手術をしたこと。復帰前には尼崎に練習にも来ていたという。満を持しての復帰戦だったはずだが、1走してみて、まだ復帰するには早いと判断したのだろうか…。
大村でS展示なしの開催
大村のミッドナイトで、全レース「スタート展示なし」の開催を試行的に実施することが発表された。 対象となるのは11月25日から30日までの「全レース進入固定」と、12月7日から12日までの一般戦の2節。その狙いはレース間隔を短縮し、遅い時間により多くのレースを楽しんでもらうため。1Rの発売締め切りが18時11分と遅めの開始で、7Rの締め切りが20時55分となっており、他のナイター場が終了して7R以降が単独発売となる。 S展示なしだと一発勝負で進入がどうなるのか…と思うファンもいるはず。全レース進入固定の方は問題なしだが、12月7日からの開催の方も予想外の進入になることは恐らく少ないと予測される。なぜなら、大村は横ピットで距離も短く、ピット離れでコースが入れ替わることは普段からほぼないから。それでも直前情報として、朝特訓やレース間特訓の進入はファンに提供した方がより親切だろう。 それより大変なのは選手の方か。S展示なしでは、ある意味本当のスタート力が試されることになるので…。