高騰する「ガソリン代」を節約するには?「エコドライブ」の真髄は、道路の流れ全体がスムーズになるように心がけることから
多少の速度変化を吸収できる間隔をキープする
もうひとつのタブーは波状運転。前走車との車間距離が短く、周囲の流れが少しでも変わると減速・加速を余儀なくされる運転をするのは下手なドライバーの証拠でもある。車間距離を適切にとって、多少の速度変化を距離で吸収できる間隔をキープしておくのがコツ。 渋滞しないでクルマがスムーズに流れるためには「約1kmあたり25台」がMAXというデータもあるので、できれば車間距離40mをキープするのが理想(車間距離2秒ルールで考えると、40km/hでは22.2m、60km/hでは33.3m) そして、微妙な速度の調整は、ブレーキに頼らず、アクセルコントロールだけで行えるとベスト。ブレーキをちょこちょこ多用するのは、波状運転につながるので見直してほしい。とくに高速道路などでロングドライブをするときは、できるだけ一定の速度で走るのが、一番燃費にもいいしドライバーも疲れないので、実践してみるといいだろう。
藤田竜太(FUJITA Ryuta)