キャンプツーリングを始めるならまず揃えてほしい10の道具【コバユリのキャンプツーリング入門】
こんにちは! バイク×アウトドアが大好きな自然派エッセイストの“コバユリ”こと小林夕里子です。 【画像】キャンプツーリングに必要な道具をギャラリーで見る(5枚) 待ち焦がれた春、キャンプシーズンがやってきました! キャンプをしてみたい人や、始めたばかりでもっとスキルアップしたいライダーさんのお役に立てるよう、今シーズンも20年弱のバイクキャンプ経験をお裾分けしていきますので、どうぞよろしくお願いします。 それでは早速、バイクキャンプに必要な道具についてお伝えしたいのですが、まずはじめに一番手っ取り早い実例として、私コバユリがキャンプデビューをするまでにどんな手順を踏んだのかをざっくりお話してから本題に入りたいと思います。最後までお付き合いください。
①キャンパーへの道、コバユリの場合
私がキャンプをしてみたいと思ったのは、バイク旅にハマって数年経った頃。何しろ「ソロ活女子」なんて言葉もなかった時代で、一般的に「女ひとり旅→傷心→自殺ほか面倒なことがあっては困る」という暗黙の認識により、女ひとりで宿の予約を取ろうとするとたいてい断られてしまいました。いや、バイクでひとり旅するくらいの心臓に毛が生えた女は、そう簡単にやられないから(笑)。 そんな愚痴を先輩ライダーたちにこぼしていたら、「キャンプ場なら飛び込みでも泊まれるところがほとんどだから(※当時はね)テント泊にしたら?」とアドバイスをもらいました。虫が大の苦手だけど、バイク旅がもっと自由になるならやってみようか! その先輩から、「必要最低限のものとして、テントは俺のを貸してやるから、寝袋とマットとヘッデン(ヘッドランプ)を用意せよ。小さな椅子もあればなおよし」とアドバイスを受けました。お仲間のキャンプに参加させてもらったところ、自然に包まれて眠りにつく気持ちよさに開眼! 今度は自分でも火を使って料理してみたい。それをテーブルに並べて味わいたい。もちろん自分のテント欲しい~! そうやって少しずつ道具を増やしていきました。