【リュックは前に背負うのは単なるエゴ?】40代サラリーマンが語る「自分の正義が跋扈する」満員電車の地獄すぎるリアル
「チャックの部分が前の人のバッグに引っかかってしまったことがありました。超満員電車だったのでこれには焦りましたね。ちょうどドアが開いた瞬間だったので、そのまま後ろから押されるカタチになり、ドアの外に出たんですが、ホームも寿司詰め状態。チャックを外すのに手間取ったら、相手に舌打ちされちゃいました。すみませんとしか言いようがありませんでしたが、あの混雑だともはやどっちが悪いとか断定できませんよね…」。 それ以外にも足元にリュックを置いている人を見かけたこともあるそう。 「バックパックっていうんですかね?あのすごいでかいリュックを床に置いていて、出ている紐みたいなものに老人がつまずきそうになっているのを見たことがあります。ああいう大きいものは、満員電車にはとにかく不向き。でも、乗らざるを得ない事情があるのでしょうし…。なかなか正解のない問題ですよね」。 さらに啓介さんが最近気になっているのが、スマホ画面に釘付けになっている人の多さだ。 「全然、人のこと見ていないから余計事態がややこしくなっていることあると思うんです」。 【後編】では啓介さんが実際に体験した、スマホ画面に釘付けが引き起こした事件についてさらに詳しく話を聞いていきたい。 取材・文/悠木 律