お互いに3点目を奪えず...近江vsガンバ大阪ユースは2-2のドロー決着
「前半はマイボールにした際、持って待っちゃうとか持って見ちゃていたのが気になっていた。もっと1個目から仕掛けに行って欲しかった」(前田高孝監督)と振り返る近江も後半に入ってから攻撃を修正し、G大阪陣内で仕掛ける回数が増加。13分には伊豆蔵のパスから山本が決めて1点を返すと、直後の15分にも相手のビルドアップミスを奪った山本が連続ゴールを決めて、試合を振り出しに戻した。試合終盤にはお互いに決定機がありながらも生かせず、そのまま2-2でタイムアップ。試合後、前田監督はこう口にした。 「お互いに3点目が取れていたゲーム。決めておけばという場面はありました。前半の戦いかで修正すべきところがあったので、“最後決め切れずに悔しいゲームだった”と終わらせないようにしようと選手には話しました」。ともに勝点3を掴むチャンスがありながらも取りこぼした印象が残るゲームで、後悔のまま終わらせず次節以降に繋げられるか期待だ。 (文・写真=森田将義)