ウクライナ「ロシア派兵北朝鮮軍、突撃ではなくドローン・迫撃砲運用」
ロシア・クルスク地域に派兵された北朝鮮軍が突撃歩兵ではなくドローン(無人機)と迫撃砲を運用するために配置されているとウクライナ高位官僚が明らかにした。 ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、ウクライナ国家安保局防衛員会傘下の虚偽情報対策センター(CDC)のアンドリイ・コバレンコ氏は15日(現地時間)のインタビューでこのように明らかにした。 コバレンコ氏は「北朝鮮軍はロシア軍が戦闘を行う地域に配置されているが、突撃歩兵(assault infantry)としては参加していない」と伝えた。 「北朝鮮軍が突撃歩兵として使われなければどのような役割を担当しているのか」という質問には「彼らはドローンを運用して迫撃砲を扱う訓練を受けている」とし「突撃作戦は別の活動」と答えた。 これに先立ち、12日米国務省は北朝鮮兵士がロシア西南部クルスク州でウクライナ軍に対する戦闘に参加し始めたと確認していた。 これに関して米国防総省のパット・ライダー報道官は12日、「北朝鮮軍がロシア軍とともに戦闘作戦に参加し始めた」とし「現在としては北朝鮮軍が具体的に何をしているのか、あるいはする可能性があるのかについて追加で提供する情報はない」と明らかにした。 ただし「ロシア軍が砲兵、ドローン、基本歩兵作戦訓練を提供したということにすでに言及した」とし「このすべての技術は最前線で活用されるだろう」と付け加えた。