今季最長“5時間超え”の末ドロー 中日は4点ビハインド追いつく 先発の柳は誤算 9投手起用でしのぐ
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト7-7中日(4日、神宮球場) 中日は2回表、1番大島洋平選手、2番村松開人選手の連続タイムリー安打で3点を先制することに成功。 【画像】中日・岡林勇希選手が初回ファインプレーで驚きの表情 しかし、先発の柳裕也投手が踏ん張れません。その直後の2回裏、2アウト1、2塁のピンチを背負うと、1番西川遥輝選手に2点タイムリー2塁打を打たれ1点差。さらに2番丸山和郁選手に同点タイムリー安打、3番オスナ選手に逆転タイムリー安打。一気に4失点を喫し、今季最短1回2/3でKO。先発の役割を果たせずにマウンドを降ります。 中盤はヤクルトにペースを握られる中日。6回裏には4番村上宗隆選手に通算199本塁打、リーグ単独トップとなる8号2ランホームランを許すなど、3-7と4点のリードを許します。 反撃は7回表。2アウトから1番大島選手の四球、2番村松選手の2塁打でチャンスメーク。このチャンスに3番細川成也選手が、2点タイムリー2塁打を放ち、5-7と2点差まで追い上げます。 そして9回には、この日絶好調の1番大島選手、2番村松選手が出塁。ここで3番細川選手が再びタイムリー2塁打。さらに4番中田翔選手も犠牲フライを放ち、7-7の同点。土壇場で試合を振り出しに戻しました。 延長戦はチャンスは作るものの、両チームのリリーフ陣が踏ん張り、得点を挙げることはできず。延長12回引き分け、試合時間は今季最長の5時間4分となっています。