「ヤバっ、お腹空いてきた…」旬の“日本海のカニ”を満喫! 人気の豪華列車「はなあかり」と特急「かにカニはまかぜ」が“合体”して運行
話題の豪華列車と冬季限定の特急列車、それぞれの魅力とは
JR西日本は2025年1月6日から3月14日にかけて、特急列車「かにカニはまかぜ」へ豪華観光列車「はなあかり」の1~3号車を増結して運行すると発表しました。 【画像】JR西日本が誇るデビューしたばかりの豪華列車「はなあかり」を写真で見る(10枚)
はなあかりは、JR西日本が2024年10月に運行を開始した観光列車です。 季節ごとにエリアを変えて運行されており、その第一弾として2024年10月~12月は福井県敦賀駅から兵庫県の城崎温泉駅間を、およそ5時間かけて運行しています。 豪華な調度品はもちろんのこと、工夫を凝らした座席配置によって車窓から沿線の海や山が織りなす絶景を堪能できます。また、車内に和の彩りが施されていたり沿線各地の伝統工芸品が展示されていたりするのも、特徴のひとつです。 さらに、車内で地元のとっておきのお酒やお食事などを販売・提供しており、移動時間を贅沢にゆったりと味わえる車両でもあります。 その懐かしくも華やかな車両に魅せられ、日本国外問わず非常に多くのユーザーから予約されているとのこと。なお、第一弾運行もすべての席が予約で埋まっているほど人気だといいます。 JR西日本の担当者は、はなあかりの運行において「地域のとっておきに灯りをともす」という想いを大切にしており、駅・車内での地元のおもてなしなど、はなあかりへの乗車を通して利用者に「地域のとっておき」を感じてもらいたいと話します。 実際にはなあかりに乗車した利用者からは、「素敵な列車だった」「よい時間を過ごすことができた」という声が上がっているようで、はなあかりに込められた想いが乗客に伝わっていることがわかります。 そしてかにカニはまかぜは、1999年に運行を開始したカニ解禁期限定の臨時列車です。その名の通り、兵庫県や鳥取県など日本海側のカニの名産地を結び、カニが旬を迎えるシーズンに合わせて運行されています。 なおJR西日本の担当者いわく、冬季に北近畿エリアへカニを食べにいく旅行が定着している近畿エリアのユーザーを中心に、四半世紀にわたって多くのユーザーがかにカニはまかぜを利用しているとのこと。 特に、かにカニはまかぜなどの特急と北近畿エリアでのカニ昼食がセットになった、”かにカニ日帰りエクスプレス”は冬の定番商品のひとつになっており、毎年心待ちにしているユーザーも少なくないようです。