マンチェスター発の注目ブランド「ガンダー」が日本初上陸 1LDKでパーティー開催
イングランド・マンチェスター発のブランド「ガンダー(Gander)」が、2024年秋冬シーズンに日本初上陸を果たす。これを記念して、9月27日に東京・中目黒のセレクトショップ「ワンエルディーケー(1LDK)」でインスタレーションを兼ねたエントランスフリーのローンチパーティーを19時から22時まで開催。同パーティーをもって販売を開始する。
ガンダーは、創設者でデザイナーのカラム・グレゴリー(Calum Gregory)が2023年に立ち上げ。カラムは建設業界出身でファッションスクールを卒業していないが、「あるデザインのジャケットを探していたのですが、いくら探しても気に入るものが見つからなかったので自分で作ったんです。それを着てマンチェスターを歩いていると、いろいろな人に褒められ、当時の仕事に嫌気がさしていたこともあり、思い切って『ガンダー』を始めました」と話す。 そのため、ガンダーのアイテムはカラムが着たいもの、もしくは彼の友人が着たいと思うものがベースだという。また、拠点とするマンチェスターがイングランド有数の大都市でありながら、近郊には美しい自然が広がっていることから、ジェンダーニュートラルで都会的なシルエットに、アウトドア志向のギアに見られるディテールと機能性を組み合わせた、どんなシーンでもストレスなく着用できるユーティリティなアイテムをラインナップする。 「『ガンダー』は、都市と自然が対立するものだと考えておらず、典型的なアウトドアブランドでもなければ、ストリートブランドでもないーー分類不可能な両者の間のグレーゾーンに存在し、どんな環境にも適応して多目的に使えるアイテムを生み出しています」(カラム)。 そして、“量より質”の観点からサステナビリティと向き合い、シーズンごとに大量のコレクションを展開せず、カプセルコレクションのようにアイテムを用意。今回、1LDKではテクニカルジャケット(5万8300円)やテクニカルパンツ(4万5400円)、フリースジャケット(4万2500円)、ディアストーカーハット(1万1900円)など、ガンダーの公式オンラインストアで販売中の全てのアイテムを取り扱うほか、別注ビーニー(1万1000円)も揃える。 「もし、周りの人たちが『ガンダー』の洋服を褒めてくれたら、それは素晴らしいこと。そうでなかったとしても、誰も気にする必要なんてないんだ。だって、結局はただの洋服なんだから」(カラム)。 Riku Ogawa エディター&ライター WWDとHYPEBEAST出身でプレミアリーグのアーセナルを応援する、食道楽のエディター&ライター。お仕事のご連絡は各種SNSのDMまで。