日本代表の選手選考「基本的にはJ1から」 森保監督が考え明かす「価値は何なのか」
森保監督がJ1リーグ最終節を視察
J1リーグは12月8日に2024年シーズンの最終節が行われ、ヴィッセル神戸が連覇を達成した。最後まで接戦となったJリーグの1年が終了したなか、日本代表の森保一監督が改めて選手選考について言及している。 【一覧リスト】森保ジャパンが“ドイツ超え”の最新ランキング「言葉を失った」 この日湘南ベルマーレとジュビロ磐田の一戦を視察した森保監督。A代表は2024年の活動をすでに終了しており、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選では無類の強さを見せた。ここまで5勝1分の負けなしでグループ首位に立っている。 森保監督は囲み取材に応じ、今後の代表選手招集について「基本的にはJ1から」と基準を明かした。「できればJ2、J3、大学アマチュアもフラットに見るところで情報収集していきたいなと思いますが、すべては見ることができない」と、苦悩を吐露。そのうえで自身のJリーグカテゴリーに関する考えを述べている。 「何よりJ1、J2、J3と、価値をかんがえた時に、『J1の選手選ばずにJ2から選びました』となると、J1の価値は何なのかということになる。J2、J3を下に見る、価値がないというつもりはない。いい選手、いいチームはJ1にいるプレーしている。序列はあっていいと思う」 今シーズンも労力をかけJリーグの試合を視察してきた森保監督。日本代表は3月にホームでバーレーン、サウジアラビアとの決戦を控えている。また7月にはE-1サッカー選手権もあり「そこは国内組だけの戦いになると思う。今日の試合、今シーズン、来シーズン含めて個もチームも見ていきたい」と意向を明らかにしていた。
FOOTBALL ZONE編集部