【会見全文】日本代表に原口、丹羽、谷口ら25人選出 ハリルホジッチ監督
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サッカー日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が1日、記者会見し、6月から始まるロシアW杯アジア2次予選と国際親善試合の代表メンバーを発表した。会見では招集した25人について、それぞれの選出理由や期待するポイントなどをコメントした。その後の質疑応答では、「縦に速いサッカー」と「ポゼッション」の両立や、「海外組」と「国内組」選出のバランスなどに関する質問が出た。ハリルホジッチ監督からは6月6日に開幕するW杯に臨むなでしこジャパンへのエールも飛び出した。 以下はその全文書き起こし。
※ ※ ※ 司会:皆さんこんにちは。本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。それでは、6月11日に行われます、キリンチャレンジカップ2015、ならびに6月15日に行われます、2018FIFAワールドカップ・ロシア アジア2次予選兼AFCアジアカップUAE2019予選の試合に臨みます、SAMURAI BLUEのメンバー発表会見を始めたいと思います。まずは、登壇者を紹介します。公益財団法人日本サッカー協会技術委員長、霜田正浩でございます。SAMURAI BLUE、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督です。それから通訳は(樋渡)群が行います。 それでは、ハリルホジッチ監督、早速メンバーの発表の方、よろしくお願いします。
今回の合宿には難しい問題
ハリルホジッチ:皆さんこんにちは。では会見を始めたいと思います。ワールドカップの予選が始まります。アジアカップもあります。ハイレベルの戦いが始まります。できるだけ良い準備をしようと思っています。 今回の合宿は少し難しい問題があります。どういうことかというと、各国、いろんなリーグ戦の終わり方が違うので、同じ日程で終わっていないということですね。(5月)23日に終わっている選手もいますし、長友、本田もつい最近試合が終わったばかりですし、そしてそのために準備が変わるということですね。今日から選手、始まりますけども、そして、国内組は6月8日に来ます。この6月1日から8日までの間に海外組の選手が何人か合流してきます。つまり、1グループ、2グループ、3グループがあって、4グループ目が国内組の到着になります。そのためにこの合宿は少し難しい問題があるといったのはそういうことです。 個人的なスペシャルなトレーニングもします。フィジカルテストもやります。彼らがどのような疲労状態なのかっていうことを知るためですね。そしてメンタル的なところとフィジカル的なところですね。そして、何人かの選手はクラブを変えますし、皆さんご存じですけども。それの準備もしなくてはいけません。そしてテクニカルスタッフ全員で多くの仕事をしていきたいと思っています。 かなり個人的なトレーニングをします。ただ、そういったいろんな難しいことがありますけども、われわれの目的は勝利を続けるということです。3月に2試合勝利しましたけれども、さらにそれを確認したい。2試合やりました。そして今回はイラクというチームとやります。そして予選、ワールドカップの予選はシンガポールとやります。そしてこの2試合、本当に厳しく戦っていきたいと思います。そのために準備をします。