ジロ・デ・イタリア2024が5月4日開幕、J SPORTSで全21ステージを独占生中継
ジロ・デ・イタリア2024が5月4日開幕、J SPORTSで全21ステージを独占生中継
5月4~26日、イタリア一周レース、ジロ・デ・イタリアが開催される。国内ではJ SPORTSで全21ステージを独占生中継。PC、スマートフォン、タブレット向けにも配信され、J SPORTSオンデマンドを通じてリアルタイムで楽しめる。特に第1ステージは、J:COMおよび一部のケーブルテレビ局、スカパー! で無料放送される。
ジロ・デ・イタリアの魅力と今年の見所
グランツールとしての地位 ジロ・デ・イタリアは、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャと並ぶグランツールの一つである。これらは世界最高峰の自転車ロードレースと位置づけられており、特にジロはその歴史的背景と独特の文化的要素で知られている。 ジロ・デ・イタリアの魅力は、その厳しい山岳ステージと美しいイタリアの景観にあり、多くのサイクリングファンにとっては一年で最も待ち遠しいイベントの一つである。
注目はダブルツールを狙うタデイ・ポガチャル
この大会には、18のワールドチームと4つのプロチームから22チームが参加する。中でもタデイ・ポガチャルやゲラント・トーマスなど、名だたる選手たちが総合優勝を狙って熱い戦いを繰り広げる。ポガチャルは特に、ジロとツールの両方への挑戦という重大な目標を掲げ、彼のパフォーマンスは多くの注目を集めている。 総合優勝を目指すチームの戦略は、特に山岳ステージでの攻防がカギとなる。各チームは、タイムトライアルや平坦ステージでの時間差をいかに少なく保ちつつ、山岳ステージでの優位を確立するかが重要である。また、レース終盤の山岳ステージでは、総合成績のトップ争いが激化するため、それに伴う戦略も非常に複雑で駆け引きが見ものである。 昨年のジロ・デ・イタリアで総合2位と衰えぬ力を示したゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアーズ、イギリス)など複数のグランツール経験者をはじめ、オラフ・コーイ(ヴィスマ・リース・ア・バイク、オランダ)、ティム・メルリール(スーダル・クイックステップ、オランダ)など注目選手が多数参戦を予定している。