架空の資産運用で1億3500万円だまし取った疑い 自営業の49歳男逮捕、否認 兵庫県警
架空の資産運用を持ちかけて現金をだまし取ったとして、兵庫県警捜査2課と尼崎東署は4日、詐欺の疑いで、大阪市浪速区の自営業の男(49)を逮捕した。 【写真】さっきまで使えてたスマホ、通話音が…しない 被害男性の証言 逮捕容疑は2021年9月~22年2月ごろ、同県尼崎市の会社役員の男性(57)に「海外銀行で運用している会社に貸し付けすれば、月々の利益が得られて数年後には元金も返還される」などと架空の資産運用を持ちかけ、3回にわたって計1億3500万円をだまし取った疑い。「受け取ったことに間違いないが、投資をお願いした知人に現金を渡したのでだましたつもりはない」と容疑を否認しているという。 同署によると、資産運用を考えていた男性は知人を介して男と知り合ったという。月々の利息が払われず、運用に失敗して元金も返ってこないと伝えられたため、弁護士に相談。1月に県警に詐欺容疑で刑事告訴したという。