日本ハム・ドラフト5位・山県秀は早稲田・小宮山監督から贈られた広岡達朗モデルの練習用グラブを持参
日本ハムの新人8選手が6日、千葉県鎌ケ谷市の「勇翔寮」に入寮した。ドラフト5位の山県秀内野手(22)=早大=は、大学の大先輩で同じ遊撃手でもある広岡達朗さんモデルの練習用グラブを持参した。 控え選手だった早大2年時、ロッテや大リーグで活躍した元投手の小宮山悟監督から「レギュラーを取ってほしい」と期待を込めて贈られたという。通常のグラブよりも二回りほど小さいため、守備練習を重ねるうちにグラブの芯で捕球する技術が磨かれていき、堅守の遊撃手としての道を切り開いた。 「レギュラーを取るぞという気持ちを思い出させてくれるので、お守りとして持ってきました」と山県。「守備でご飯を食べられる」名ショートとなるべく、プロの世界でも猛練習に励むことを誓った。
中日スポーツ