タワーレコードがマーケットプレイス事業に進出。ECサイト内で個人・法人がCDなどを売買できる「タワーレコード マーケットプレイス」をスタート
タワーレコードが、ECのマーケットプレイス事業に進出した。公式通販サイト「タワーレコード オンライン」にて、個人や法人が商品を販売できるサービス「タワーレコード マーケットプレイス」の提供をスタート。取り扱う商品を拡大し、新たな顧客の獲得などにつなげる。 ■ CDやアナログレコードなどを売り買いできる機能
「タワーレコード マーケットプレイス」は、音楽関連を中心としたCD、アナログレコード、Blu-ray、DVDといったメディア商品を「タワーレコード オンライン」サイト内で売買できる機能。
サイトのデータベースに登録している商品であれば、商品のバーコードを入力すると商品情報が自動的に反映。出品したい商品が大量にある場合でも、情報入力にかかる時間を軽減できるという。購入の際は、「タワーレコード」の店舗やオンラインのポイントを共通利用できる。 また、エクスロー決済(売買に際し、信頼できる中立的な第三者が間に入り、代金決済などの取引の安全性を確保するサービス)や匿名配送といった環境も整備。安心・安全な取引環境を整えたという。各種手数料などは次の通り。 ・販売手数料:10%(個人出品者の場合)。キャンペーン期間などは変動する ・商品発送料:出品者が「送料込」または「送料別」のいずれかを設定 ・支払い方法:クレジットカード、Webコンビニ決済、Pay-easy、ソフトバンクまとめて支払い、d払い、auかんたん決済 2024年8月に「タワーレコード」公式店舗が「タワーレコードトレードセンター」として先行出店。10月22日からは出品者を個人や法人に拡大し、正式ローンチした。 EC業界ではマーケットプレイス事業に進出する動きが増えている。ニトリがECのマーケットプレイスを始めると2月に公表。アイリスオーヤマは12月初旬にも、ECのマーケットプレイス事業に進出する。 ■ 個人利用者の出品方法および購入方法