SUPER★DRAGON、メジャーデビュー後、初のツアーを完走!「BLUEと手を取り合って一緒に駆け上がっていきたい」
9人組進化系ミクスチャーユニットSUPER★DRAGONが神奈川県民ホール大ホールにて「SUPER★DRAGON LIVE TOUR 2024『MIXTURE』」のツアーファイナルを行った。2024年3月のメジャーデビュー後、初となる今回のツアーで掲げたタイトルは『MIXTURE』。SUPER★DRAGONとは何なのか、を示すツアーとなった。笑顔と気迫があふれた最終公演の模様をレポートする。 【全ての画像】「SUPER★DRAGON LIVE TOUR 2024『MIXTURE』」ツアーファイナルライブ写真ほか(全16枚)
「これが今のスパドラ」を見せる珠玉のセットリスト
定刻。車のエンジン音が響く。激しく瞬く照明。高速道路を疾走していくような映像の中、メンバーそれぞれが映し出されていく。スクリーンには大きな扉が映し出され、その扉がゆっくりと開く。強い光。そこにあるのは9人のシルエット。 真っ青な衣装に身を包んだSUPER★DRAGON。その姿にBLUE(SUPER★DRAGONファンの総称)の大歓声が湧き起こる。ツアーファイナル。そんなライブのオープニングを飾るのは、メジャーデビューシングル「New Rise」だ。スパドラの魅力をギュッと詰め込んだこの楽曲で会場のボルテージをあげていく。 古川毅を中心にメンバーが円形状に倒れ込み、始まるのは「X」。古川の歌声が響き渡り、松村和哉の重低音のラップが空気を震わせる。2曲を終え、ジャン海渡が「始めようぜ、『MIXTURE』」と言うと、古川の伸びやかな歌声が響き渡り、「Tap tap tap!」へ。ステージに9人が並び見せていくパフォーマンスは、圧倒感がある。会場全体がクラップで盛り上がり、クセになる独特のリズムに体を揺らしていく。そしてここでメンバーそれぞれが会場に向かって声をかけていく。ここで改めて、メンバーそれぞれご挨拶。 「調子どうですか!」と声をかける田中洸希、「ファイナル盛り上がってますか!」と飯島颯。「学校とかお仕事とかみんなお疲れさま」と柴崎楽が声をかければ、古川は「今日みんな楽しみにきたでしょ?俺らと踊りにきたでしょ?後悔残さないように楽しむんでしょ?」と煽る。志村玲於やジャンはおなじみのコール&レスポンスで会場を盛り上げた。 池田彪馬は「楽しんでますか!」と問いかけたあと、「まだまだ足りないんじゃないんですか?」と重ね、会場の大きなレスポンスに顔をほころばせる。そして「楽しませてやるよ」。松村はクールに「神奈川いけんの?」と煽りに煽って特大のレスポンスを聞くと「最高」とニヤリ。 そんな会場に渦巻いた熱をしっとりと包み込むのは「Hey, girl」ライティングのセットを巧みに使い、夏の夜の風を吹かせ、心をざわつかせていく。そこに、BLUEの青のペンライトが彩りを加える。ツアータイトルが「MIXTURE」というだけあって、そのセットリストも彩り豊かだ。