<速報>阪神・藤川球児が、凱旋後初の中継ぎ登板
阪神の藤川球児(35)が14日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNA戦で、凱旋復帰後、初めて中継ぎマウンドを踏んだ。 1-3の2点のビハインドで迎えた8回、先頭のロペスをショートゴロに打ち取った後、倉本にはフォークを拾われセンター前ヒットを許した。続く代打・乙坂の打球は、ショート前のボテボテのゴロだったが、前に出た鳥谷はこれをグラブに当てて弾いた(記録はヒット)。一死一、二塁とピンチが広がったが、戸柱のバントを藤川がうまくさばいて三塁で封殺。代打・下園には、147キロのストレートをライト前に持っていかれたが、ライトの板山が本塁へ好返球。原口は、ホームベースの前に立つ追いタッチでコリジョンリールの適用を避け、得点を許さなかった。 藤川のストレートの最速は147キロを示したが、まだボールの質そのものにはムラがあった。勝ちパターンの中継ぎで使うには不安が残った。 藤川は、ここまで5試合に先発登板、1勝2敗、防御率6.12と結果を残すことができず、8日のヤクルト戦では5失点して3回KOされていた。雨天でゲームが流れ、ローテーションが再編されたため、首脳陣は中継ぎへの配置転換を決意。11日の巨人戦からブルペン待機していた。