国内景気は4年1カ月ぶりに「3カ月連続で悪化」~個人消費の停滞が響く
今後の景気は、日本銀行の追加利上げや人手不足の継続などマイナス要因も多く、横ばい傾向で推移するとみられる
今後は、賃上げやボーナスの増加にともなう実質賃金の動向がポイントになる。円安が進むなかで、インバウンド消費の拡大や自動車の挽回生産、世界的な半導体需要の回復などもプラス材料となろう。 他方、下振れ要因として、人件費や物流コストの増加、仕入単価の上昇スピードに価格転嫁が十分に追いつかないことや、家計の節約志向の高まりなどが懸念される。 今後の景気は、日本銀行の追加利上げや人手不足の継続などマイナス要因も多く、横ばい傾向で推移するとみられる。 調査概要 調査対象企業:2万7159社 有効回答企業:1万1068社(回答率40.8%) 調査期間:2024年6月17日~6月30日 調査方法:インターネット調査