伝説って?ああ、それって『伝説の生き物2』?2Dフィールド探索型オートバトルローグライトさ!【げむすぱローグライク/ローグライト部】
どのあたりまでが「ローグライト」なのか?
さて、ここまで紹介してきた本作『伝説の生き物2』。本作は結局のところ、パーティを組んでスキルビルドして装備を集めて戦闘に勝利していく……というゲームなのですが、「どのあたりがローグライク/ライトなのか?」と思われた方がここまで読んだ人の中にはいるかもしれません。ここで前々回の記事で紹介したローグライクの「ベルリン解釈」のうち、本作が当てはまる要素を列挙してみると……
ランダムマップ生成
リソース管理
ハックアンドスラッシュコンバット
この3点が本作には当てはまると思われます。但し、「ランダムマップ生成」については本作の一本道ダンジョンを攻略する「征服モード」には当てはまりません。とは言え、さまざまな「ランダム要素」がローグライトの偶然性・リプレイ性を高めているのは確かでしょう。
本作で言えばユニット入手やスキル習得、ローグライトの代表作たる『Slay the Spire』で言えば「デッキからカードを引く」という点や、カードがランダム入手という点など、「ランダム要素の多さ」こそが「ローグライトがローグライトたる所以」……と筆者は個人的に思っています。
ぶっちゃけ、筆者は「ランダム要素が多くてかつ根本的なゲーム性に結び付いていて、それでいて面白ければ”ローグライト”でいいんじゃね?」と思っているくらい、「ローグライト」という呼称には寛容です。ガチガチに定義を縛って多様性を失うよりは、いろんなゲームが出てきた方が面白い……筆者はそう願っています。
『伝説の生き物2』は、PC(Steam)で700円で配信中です。
Game*Spark ずんこ。
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