コーヒーの若手焙煎士の育成目指す焙煎大会「1ST CRACK COFFEE CHALLENGE(1CCC)」、決勝は9月13日に渋谷で開催、コーヒー競技会の客観的な評価へコーヒーアロマの分析に味の素AGFが協力
焙煎競技会の「1CCC」が科学的な視点を審査に入れたことについては、「今までコーヒーの競技会の評価は、審査員の主観の部分が大きいと感じていました。もちろん、経験を積んだ審査員の主観も重要なのですが、もう少し客観的な視点でも評価した方がよいのではないかと考え、ギーセンジャパン社に提案したところ、“1CCC”の予選に“ガスクロマトグラフィー”による分析を導入することになりました」と話した。 味の素AGFは、インスタントコーヒーを展開するイメージを持つ人が多いが、レギュラーコーヒーを含めてコーヒーの香りを分析する能力や知見を持っている。今回、AGFの強みであるアロマ分析の技術を活かすことで、スペシャルティコーヒーのカテゴリーでの存在感を高め、ブランドイメージをより高めていくねらい。今後、「1CCC」での経験を製品の開発にも生かしていく考えだ。
【2024 1CCC 決勝ステージ概要】
▽日程=2024年9月13日(金)13:00~21:00 ▽会場=東京カルチャーカルチャー(渋谷区渋谷1丁目23-16 cocoti SHIBUYA 4F) ▽料金=2000円(2024競技会観覧チケット [ワンドリンク込み]) ▽スケジュール 13:00 開場 14:00 競技スタート 16:00 インスタントコーヒーのレシピコンテスト 18:00 バリスタ&ロースター Party 20:00 結果発表/表彰 21:00 閉会 (決勝競技会のスケジュールは若干の変更可能性あり) ※決勝では焙煎は行われず、制限時間内(20分)にテーマに沿ったプレゼンテーションとウェルカムドリンクの作成が行われる。
食品産業新聞社
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