映画『007/ゴールドフィンガー』の悪役のロールス・ロイスが蘇る! 黄金が随所に光る「ファントム エクステンデッド ゴールドフィンガー」とは
インテリアはゴールドを随所にあしらう
インテリアは、オリジナル版のインテリアの配色にインスピレーションを得たゴールドのディテールが映えるように選ばれた、エレガントで洗練されたネイビーのレザーとロイヤル・ウォールナットのウッドパネルで仕立てられている。リア・スイートにはリクライニング・セレニティ・シートが用意され、ゴールドのステッチとパイピング上部の金色の「銃弾」、ゴールドの「RR」のモノグラムがあしらわれたヘッドレストでさりげなく飾られている。 ロールス・ロイスのビスポーク集団は映画『007/ゴールドフィンガー』に敬意を表し、18金と24金を用いた極めて精巧なディテールや仕様をいくつか生み出した。そのひとつが、フロントシートの間のセンターコンソールに用意された隠された保管庫である。これは、ファントムの「スピードフォーム」(車体デザインを示すミニチュアの型)で成形された、イルミネーションで照らされる18金の輝く金塊を収められるようデザインされた。 フロントとリアのセンターコンソールのベース部分も、グローブボックスの内側と同様に、洗練されたゴールド仕上げになっている。グローブボックスの内側のリッドには、ゴールドフィンガーの象徴的な台詞「これが金ですよ、ボンドさん。私は生涯にわたってこの色、この輝かしさ、そしてこの神聖な重厚感に心奪われてきました(This is Gold, Mr Bond. All my life, I have been in love with its colour, its brilliance, its divine heaviness)」があしらわれている。 車内全体のエアベントと「オルガン・ストップ」にも、光沢のあるゴールド仕上げが施されている。スピーカー・フレットも同じゴールド仕上げで、映画のタイトルが刻まれている。トレッドプレートは映画に登場するゴールドバーを模したデザインで、1964年に映画のために作成されたフォントがあしらわれる。24金メッキが施されたVINプレートには特別に取得された車両識別番号が刻まれており、その末尾は「007」となっている。
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