【J1】サンフレ、ドイツ人MFアルスランが入団会見 中盤の即戦力「タイトル取りたい」
J1サンフレッチェ広島の新外国人MFトルガイ・アルスラン(33)=180センチ、77キロ=が24日、エディオンピースウイング広島(広島市中区)で入団会見に臨んだ。オーストラリアAリーグのメルボルン・シティーから完全移籍。経験豊富なドイツ人は「本当にわくわくしている。良いシーズンにして、タイトルを取りたい」と意気込みを語った。 【写真】ユニホームに袖を通し、活躍を誓うアルスランなど アルスランは、2011~15年にドイツ1部リーグのハンブルガーSV、20~23年にはイタリア1部リーグ(セリエA)のウディネーゼで主力としてプレーするなど欧州での実績は十分だ。今年5月に終わったAリーグでは、24試合に出場し13ゴール7アシストを記録。中盤のポジションをどこでもこなせ、高い得点能力も兼ね備える。 広島は6月にボランチの川村と野津田が相次いで海外へ移籍。手薄となった中盤の即戦力を国内外で探しており、スキッベ監督が求める攻撃力のあるボランチとして期待がかかる。背番号30のユニホームに袖を通し「コンディションは問題なく、早く合流したい気持ちでいっぱい。気持ちを前面的に押し出すプレーを見てほしい」と力を込めた。 29日の練習からチームに合流予定。早ければ8月7日のアウェー東京V戦でデビューする。
中国新聞社