県民の負担感増す…高騰が続くガソリン価格 県が低所得世帯を対象にガソリンの購入支援へ
長野県は、1月の臨時県議会に提出する総額810億円余りの補正予算案をまとめました。低所得世帯を対象とするガソリンの購入支援など物価高への対応が中心です。 阿部知事: 「食料品、エネルギーなど物価上昇になる中で負担しきれない方々。そういう方に対して県としてしっかり対応していく必要がある」 県は10日の部局長会議で、1月の臨時県議会に提出する総額810億7900万円余りの補正予算案をまとめました。中心となるのが、物価高への対応で、40億7000万円余りを盛り込みました。 高騰が続くガソリン価格。県内の6日時点のレギュラー平均価格は190.7円と、21週連続で全国最高値となっていて、県民の負担感は増しています。 こうした状況を踏まえ県独自に購入支援を行うことを決めました。年収200万円未満または住民税非課税世帯のうち、希望する世帯に対し、1世帯当たり5000円のガソリン券を配布する費用として1億7100万円余りを盛り込みました。 また、高齢者施設などの燃料代の支援として13億9700万円余りを計上しました。 補正予算案は1月17日に開会する臨時県議会に提出されます。
長野放送
【関連記事】
- ▼「アホちゃうか」県外客が驚き…全国一高い長野のガソリン価格190円台 愛知県より15円高い「よくみんな文句言わないな」 なぜ?知事「根本的な要因を把握する必要がある」
- ▼サバを開くと「アニサキス200匹以上」全国的に食中毒増加 酢でしめても、よく噛んでも死滅しない…予防法を聞いた
- ▼5歳以下の子どもにリスク「インフルエンザ脳症」死亡率10% 重症化、後遺症が残ることも 気付くポイントは「異常に怖がる」「視線が合わない」
- ▼“暴走族”チーム「羅刹」「クランクG」がバイクで蛇行走行 高校生含む16~18歳のメンバー9人を検挙 車体には「あおんなよ」改造マフラーには「特攻隊」 近隣住民から騒音などの相談
- ▼「梅毒」全国で拡大 SNSでの出会い背景か 男性20~50代、女性20代に多い傾向 長野県でも“過去最多”