錦織はダブルヘッダーの末に準々決勝敗退、23歳アルナルディがATPマスターズ1000大会での快進撃を継続 [ATPモントリオール/テニス]
錦織はダブルヘッダーの末に準々決勝敗退、23歳アルナルディがATPマスターズ1000大会での快進撃を継続 [ATPモントリオール/テニス]
ATPツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」(ATP1000/カナダ・ケベック州モントリオール/8月6~12日/賞金総額812万2428ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)はマッテオ・アルナルディ(イタリア)に4-6 5-7で敗れた。試合時間は2時間。 ~ナショナルバンク・オープンで4強入りを決めた23歳のアルナルディ選手~ 同大会に3年ぶり10度目(2007年の予選敗退を含む)の出場となった34歳の錦織は、2016年に自己最高の準優勝をマーク。前回プレーした2021年は初戦を突破したあと、ホベルト・フルカチュ(ポーランド)に対する2回戦を右肩のケガを理由に棄権していた。 両者は今回が初顔合わせ。昨シーズンにトップ100デビューした23歳のアルナルディは、ATPマスターズ1000大会では3月のマイアミ(ATP1000//ハードコート)で4回戦に進出したのがこれまでの最高成績だった。 今大会での錦織は1回戦でアレックス・ミケルセン(アメリカ)を3-6 7-5 6-4で、2回戦で第8シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-4 6-4で、同日に行われた3回戦ではヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)を6-3 6-4で破って2019年5月のローマ(ATP1000/クレーコート)以来となるマスターズ8強入りを決めていた。 股関節と足首のケガで長期離脱を余儀なくされていた錦織は復帰戦だった昨年6月のパルマス デル マール(チャレンジャー75/ハードコート)で優勝を飾ったあと7月のアトランタ(ATP250/ハードコート)で8強入りしたが、今度は膝のケガに見舞われシーズンを終えた。 今シーズンの錦織は日曜日に終了したパリ五輪(フランス・パリ/クレーコート)を含む4大会で合計5試合(シングルス)を戦い、1勝4敗の戦績で今大会を迎えていた。 アルナルディは次のラウンドで、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。ルブレフは準々決勝で、タイトル防衛に挑んでいた第1シードのヤニク・シナー(イタリア)を6-3 1-6 6-2で下して勝ち上がった。
テニスマガジン編集部