神村学園が予選タイムと3000m平均でいずれもトップ 仙台育英、薫英女学院が続く/全国高校駅伝展望・女子
女子第36回全国高校駅伝(12月22日・京都/5区間21.0975km)に出場する58校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、3000mのチーム内上位5人の平均タイム(12月上旬判明分)をランキング化した。 【女子】3000m平均タイムと予選タイムの各トップ20をチェック! 各予選会で条件は異なるが、ほとんどが5区間21.0975kmで行われている。最速は前回都大路覇者・神村学園(鹿児島)が九州大会でマークした1時間7分58秒。ちなみに前回の予選も神村学園で1時間7分38秒でトップだった。 1時間8分台は3チーム。前回の都大路で1秒差で2位だった仙台育英(宮城)が1時間8分03秒、薫英女学院(大阪)が1時間8分34秒、浜松市立(静岡)が1時間8分40秒。 さらに1時間9分台は、前々回覇者の長野東(長野)が1時間9分02秒、筑紫女学園(福岡)が1時間9分18秒、青森山田(青森)が1時間9分44秒となっており、ここまでの7校が1時間10分を切っている。1時間10分切り7校は前回と同じだ。 その後は、東大阪大敬愛(大阪)が1時間10分03秒、西京(山口)が1時間10分05秒、美濃加茂(岐阜)が1時間10分07秒で、ここまで10校となる。 また、チーム力を示す3000mの平均タイム(上位5人、留学生は1人でカウント)では、トップが神村学園が9分12秒でトップ。次いで仙台育英が9分13秒、3番手が薫英女学院の9分14秒と予選タイムと一緒だった。ちなみに前回は9分16秒がトップだった。 4番手以下は立命館宇治(京都)の9分18秒、長野東と東大阪大敬愛が9分21秒、青森山田が9分27秒、須磨学園(兵庫)が9分29秒、銀河学院(広島)が9分30秒で9位。10位タイで和歌山北(和歌山)と筑紫女学園(福岡)が9分31秒となっている。 予選タイムと3000m平均タイムを比較すると、前回同様、神村学園が両方とも1番手となっている。ただ、予選タイムでは仙台育英との差は5秒と大差はなく、トラックの平均タイムでもほぼ同レベル。トラックでは薫英女学院も2校に接近している。
月陸編集部