善光寺の御開帳27年春から 77日間、前回コロナで延期
長野市の善光寺は19日、数えで7年に1度、国重要文化財の前立本尊を公開する「御開帳」の次回の日程を、2027年4月4日~6月19日の77日間と発表した。前回は新型コロナウイルス禍を受け、当初21年予定の開催が1年延期された。 若麻績享則寺務総長は記者会見で、前回22年に実施した分散参拝の形態を今回も取り入れたとし「安心して参拝してほしい」と語った。 絶対秘仏とされ公開されない本尊「一光三尊阿弥陀如来」の身代わりとして鎌倉時代に作られた。御開帳で本堂へ移され、参拝者に公開される。 前回の御開帳は22年4~6月にあり、延べ636万人が訪れた。