【毎日書評】大きな成功より「1ミリの成功体験」を重ねた方が幸せになれる理由
「1ミリの成功体験」を、毎日ひとつ探し出す
生きていくうえで成功体験を積むことは大切ですが、「出世をした」というような大きなことよりも大切にしたいのは、自分しか気づいていないようなささやかな成功体験だと著者はいいます。 たとえば「きちんと電車に乗って、予定通りに目的地に着けた」というような日常のことでいいのです。それを、自分の心の中で、できるだけ大げさに言い換えてみてください。(116ページより) 「そんなの誰にだってできることではないか」と思われるかもしれませんが、よくよく考えれば「誰もができること」こそ、じつは感謝すべきことではないかという考え方。著者はこれを「1ミリの成功体験」と名づけ、毎日ひとつ探し出しては自分をホメているのだそうです。 無理なく続けていくために、本当にささやかなことに注目すべきだということなのでしょう。(116ページより) 本書に書かれていることは、著者が長い年月を通じて実感した「小さいことのつながり」だそうです。自分に役立ちそうだと思えたことだけでも実行に移してみれば、無理せずゆっくり変われるかもしれません。 >>Kindle unlimited、2万冊以上が楽しめる読み放題を体験! 「毎日書評」をもっと読む>> 「毎日書評」をVoicyで聞く>> Source: アスコム
印南敦史