【ヤンキース15－3ブリュワーズ】＠アメリカンファミリー・フィールド

6回表に5号2ランを放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ（MLB Advanced Media）

　日本時間4月28日、ヤンキースは敵地アメリカンファミリー・フィールドでのブリュワーズ3連戦の2戦目を迎え、打線が4本塁打を含む19安打15得点（いずれも今季最多）と爆発。15対3で大勝し、3連戦の2戦目を終えて対戦成績を1勝1敗とした。ヤンキース先発のカルロス・ロドンは打線の大量援護のなかで6回93球、被安打2、奪三振8、与四球1、失点1という好投を見せ、2勝目（1敗）をマーク。ブリュワーズ先発のジョー・ロスは5回8安打7失点（自責点6）で3敗目（1勝）を喫した。 【動画】ヤンキースのアーロン・ジャッジが5号2ランを放つ（MLB.comより） 　ヤンキースは4番に入ったアレックス・バーデューゴが初回に4号3ランを放って主導権を握り、1回裏にリース・ホスキンスの6号ソロで1点を返されたものの、3回表にはグレイバー・トーレスが満塁走者一掃の3点タイムリー二塁打。5回表にはオスワルド・カブレラがタイムリーを放ち、7対1とリードを広げた。6回表にアーロン・ジャッジの5号2ランとアンソニー・リゾの4号2ランで4点を追加すると、9回表にもジャンカルロ・スタントンの6号3ランなどで4得点。9回裏に2点を返されたが、大勢に影響はなく、15対3で大勝した。 　ヤンキースのジャッジとスタントンが同じ試合で本塁打を放つのは、ポストシーズンの試合も含めて今回が通算37度目。ヤンキースはこの37試合で33勝4敗という高い勝率を誇っている。期待通りの活躍を見せている新戦力のフアン・ソトを除くと、全体的に低調なヤンキース打線だが、2年ぶりのポストシーズン進出、そして15年ぶりのワールドシリーズ制覇のためには、ジャッジ＆スタントンの両主砲の活躍が必要不可欠。両主砲のアベックアーチが増えれば増えるほど、チームの勝率も上がっていくはずだ。