【最高額は約20億円】世界一高い新車はどれだ?
トヨタの最高級乗用車「センチュリー」の価格は2500万円。そんなセンチュリーが安く思えてくる、世界の高額車をいくつかご紹介しましょう。 フェラーリ、ロールス、パガーニetc.超高額車の【写真】を見るならこちらから
■パガーニ ウアイラ トリコローレ8億7400万円
イタリアのハイパーカーメーカーであるパガーニが2021年に販売した、同社の最上級車ウアイラの限定モデル、「ウアイラ トリコローレ」は、イタリア空軍のアクロバットチーム(フレッチェトリコローリ)の設立60周年を記念したモデルとして、2021年に3台のみ販売されたもので、その価格は550万ユーロ(8億7400万円)。 エンジンはAMG製の12気筒ツインターボを搭載し、最高出力は840hp、最大トルクは1100Nmを発生。しかもパガーニが独自に開発したカーボンチタンの超軽量素材が使用されており、乾燥重量は1270kgと超軽量。0~100km/h加速は3.1秒、最高速は360km/hにも達するそう。ボディ各所には、イタリア空軍アクロバットチームへのオマージュが施されており、飛行機好きも楽しめるモデルです。
■フェラーリ ラ・フェラーリ アペルタ約4億円
創立70周年を記念したフェラーリの最高峰モデル、ラ・フェラーリのオープンカーである「ラ・フェラーリ アペルタ」は、排気量6300ccのV12自然吸気エンジンとモーターによって、システム全体で963psを発生するハイパーマシンです。2016年から209台限定で販売されました。 価格は公開されていませんが、おおよそ4億円とされており、209台完売後にチャリティーオークションに出品するために追加で生産された210台目は、なんと830万ユーロ(13億1900万円)という驚異的な価格で落札されています。オーナーになるためには、お金を用意することはもちろん、フェラーリの厳しい基準を満たす必要があるという、まさに選ばれし者だけが乗ることができる、希少なモデルです。
■Wモータース ライカン ハイパースポーツ4億9900万円
サウジアラビアにあるWモーターズが販売している超高級スーパーカー、「ライカンハイパースポーツ」。2013年のカタールモーターショーにおいて、限定7台で生産されることが発表され、その価格はなんと340万ドル(4億9900万円)。エンジンは排気量3756ccの6気筒ツインターボ、最高出力は760psで、6速シーケンシャルギアボックスを組み合わせており、0→100km/h加速は2.9秒で、最高速度は395km /hとなっています。 このライカンハイパースポーツは、2015年公開の映画「ワイルドスピード スカイミッション」のなかで、ビルからビルへと飛んだスーパーカーとして注目されました。どことなくランボルギーニにも似たデザインですが、アラブの大富豪が好みそうなスタイルで、非常にカッコよくまとまっています。