<110番の日>”不審者”が現れた場合を想定 小学生が”正しい通報手順”学ぶ(宮城・南三陸町)
ミヤギテレビ
1月10日の「110番の日」を前に、宮城・南三陸町の小学生が不審者が現れた場合を想定し、正しい通報の手順を学んだ。 10日は、南三陸警察署の署員が入谷小学校を訪れ、110番通報では「いつ、どこで、何があったか」が大切と、子どもたちに伝えた。
そして、学校に不審者が現れた想定で、児童の代表が通報の手順を体験した。 児童が通報体験 「(Q何があったんでしょうか?)変な男の人がいます。上も下も紺色の服で、手にナイフを持っている」 子どもたちは通報をすると、宮城県警本部にある通信指令室につながり、事件などの発生場所を特定し、警察官が直ちに向かう仕組みなどを学んでいた。 小学6年生 「しっかり伝えたいことを一番に伝えられるように、冷静に通報したいです」 このあと、子どもたちは町内のスーパーで、買い物客に適正利用を促すチラシを配布した。 宮城県警によると、去年県内であった110番通報12万5000件あまりのうち、およそ2割がいたずらや間違い電話だったという。 相談など緊急性のない電話は「シャープ9110」にかけてほしいと、呼びかけている。