【登里享平との初対戦が逆に古巣・J1川崎に与えたものとは。復活を期す中で(2)】登里が「その力がフロンターレです」と訴えたこと……C大阪に還元する川崎のメンタリティ
「川崎でのことを還元してほしい」 川崎フロンターレに勝利し、他チームの結果も受けてJ1リーグの首位に立ったセレッソ大阪。その主軸として活躍している登里享平が、小菊昭雄監督から言われていることがある。7度のタイトルを勝ち取ったその空気感をもたらしてほしいというのだ。 ■【画像】古巣との初対戦……登里享平の、小林悠、家長昭博、脇坂泰斗との「違うユニフォームを着用しての初マッチ場面」!■ だからこそ、登里は現所属チームに対して植え付けようとしているものがある。簡単に言えば、勝者のメンタリティというものを、だ。 「勝ち慣れる空気感だったり、勝っているときの時間帯の過ごし方だったり、勝ち続ける成功体験というのを自信に変えていく、確信に変えていくことが全てだと思いますし、相手にも勝ち続けたいという空気感を感じさせるものはあるので、そういうそういったものを確信に変えていきたい」 自分たちで自信を持つこと、そして、その自信がゆえに相手にまず圧倒感を与える。実はこれは、川崎の選手が、そして鬼木達監督がかつて繰り返し口にしていたことでもある。勝つために勝ち、勝ったからこそ、次も勝つ。何度も聞いたその言葉を、ヨドコウ桜スタジアムで聞くこととなった。
■勝ちながらの修正
ただし、視点を変えればその言葉が出て切るのも当然かもしれない。登里自身がフロンターレの中心の一人であり、そして、強くフロンターレ愛を持っていたからだ。本人も、移籍に対して「逆に自分が一番びっくりした」と話し、「フロンターレのためにっていう思いが強い中で、もちろんその特別な思いがあることは15年過ごしてきてみんな分かってくれてると思います」と、誰よりも強い気持ちを持っていたと言い切る。 試合後に話を聞いているときも、川崎のチームバスが出発することを知ると、「すいません!」と言ってそのもとに走っていったほどだ。 そんな川崎の選手からは試合前に、いくつもの警戒の声が上がっていた。元チームメイトとの対戦を楽しみにする気持ちもあり、好調なチームをけん引する躍動を知っているからだ。長く共に戦ったベテラン選手も、在籍が浅い選手も、その影響力と実力を受けているからこそ、さまざまな言葉にしていた。 そんな声があったことを伝えると、「口だけです(笑)。さんざんおごってきたんで(笑)」と一度は笑ってごまかしたが、もう一度聞くと、「まだまだ何て言うんですかね、改善点はすごくありますし、でもただ本当に今までやってきたことの積み重ねだと思う」と謙虚に話す。手応えよりも、さらなる上積みを求めるのだ。勝ちながら修正する姿勢も、やはり変わらない。
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