岸田首相「朝令暮改」奏功でも「安倍の憤りと菅の策動」でガラスの足元
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新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が猛威を振るうにもかかわらず、岸田文雄内閣の支持率が伸びている。一度決めたコロナ対策も「プライドなく方針転換する」(首相側近)融通無碍な姿勢などが奏功していると見られ、野党は国会で首相を攻めあぐねている。 ただ、最近は3回目のワクチン接種の遅れといった不作為が目立ち、コロナ以外でも政局の火種となりそうなトラブルが増えてきた。盤石そうに見える首相の政権運営の足元は、ガラス細工のように壊れやすくもあるのだ。
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