Ｆ１＝メキシコＧＰ、フェラーリのサインツ優勝 角田はリタイア
［メキシコ市 ２７日 ロイター］ - 自動車レースＦ１の今季第２０戦、メキシコ・グランプリ（ＧＰ）は２７日、メキシコ市で決勝を行い、フェラーリのカルロス・サインツ（スペイン）が優勝してキャリア通算４勝目を手にした。 サインツは１時間４０分５５秒でフィニッシュ。フェラーリが同ＧＰで優勝するのは１９９０年以来だった。今季限りでウィリアムズに移籍するサインツは「どうしてもこのレースで勝ちたかった。自分のためにも優勝が必要だった。フェラーリでもう１勝挙げたいと言っていたし、それをこの大勢の観客の前で達成できて最高だ」と語った。 ランド・ノリス（英国、マクラーレン）が２位、シャルル・ルクレール（モナコ、フェラーリ）が３位と続き、個人総合優勝７回を誇るルイス・ハミルトン（英国、メルセデス）が４位に入った。 個人総合３連覇中のマックス・フェルスタッペン（オランダ、レッドブル）は途中２回にわたり１０秒ペナルティーを科され、一時は１５番手まで順位を下げたが、最後は６位でのフィニッシュだった。 ＲＢの角田裕毅はレース序盤にアレクサンダー・アルボン（タイ、ウィリアムズ）と衝突し、リタイアした。
