松下洸平「柔らかく光が差し込むような作品に」――ドラマ「放課後カルテ」インタビュー
――松下さんは悩んだ時に、その悩みをどうやって乗り越えられてきましたか。 「その先にある自分を想像してきました。自分にとって悩んでいる時、その渦中にいる時は苦しいかもしれないけれど、その先に待っている新しい自分を想像して乗り越えてきたような気がします。今までも、例えば悲しいことやつらいこと、思い通りにいかないことはありましたが、それを乗り越えて、また一つ大きくなった自分や、その先に待っている幸せなことを想像するようにしています」 ――悩みは1人で解決するタイプですか? 「割とそうですね。でも、人に話すことはとても大切だと思います。最後の一歩を踏み出すのは自分なので、その勇気は自分自身で作っていかないといけないと思いますが、その過程で誰かに話したり相談することはとても重要だと思います。直接的な解決につながらなくても、それでちょっとスッキリしたり、見えなくなっていたものが見えたりするのって大切ですよね」 ――最近、松下さんに起きた「あったかいエピソード」をお聞かせください。 「友達に子どもが生まれて、最近その子に会ってきました。まだ1歳くらいかな? 女の子なんですけど、すごくかわいくて。自分の子どもじゃないのに、食べちゃいたいくらいかわいいんです(笑)。かわいいなと思って、その子のお父さんに『あんなかわいい子がいて、よく食べずにいられるね』と聞いたら、『いや、もう食べてます!』と言っていて(笑)。あんなにかわいい子が家にいたら、それだけでも頑張れると思うし、何があってもその子のためにと思って生きていけるなと思って。そのお父さんの話にほっこりしました」 ――最後に見どころを教えてください。 「今の時代にぴったりであったかい作品です。大切にします。本当に愛らしい子どもたちが主役のドラマで、大人も子どもも共感できる素晴らしい作品だと思います。楽しみにしていてください」 ――ありがとうございました。TVガイドWebは、この先も、松下さんを追っかけます!