Jリーグ通イタリア人が厳選! 2024年Jリーグベストイレブン【CB】「理想のDF」「本当に素晴らしい」
最後のチャイムが鳴り、学校が終わる。1年間の努力、喜び、悲しみ、成功、そして挫折を経て、一年を振り返る。それは、長く激闘が繰り広げられたJリーグのシーズンの終わりにも同じことが言えるだろう。僕は2024年のJリーグでの「ベストイレブン」を選出し、自分なりの理想的なフォーメーションは4-4-2で組むことにした。(選出・文:アレックス・シルヴェストリ、翻訳:佐藤徳和) 【画像】2024年Jリーグベストイレブンのフォーメーションはこちら!
センターバック:中谷進之介(なかたに・しんのすけ) 生年月日:1996年3月24日 所属クラブ:ガンバ大阪 2024リーグ戦成績:38試合4得点0アシスト 佐々木翔と並んで守備の中央に選択したのは、もう一人の経験豊富で成熟したプレーヤー、中谷進之介。今シーズン、すべての監督やサポーターが自分のチームに欲しいと思うようなプレーを披露した。 元名古屋グランパスの彼は、今季のJリーグ全試合に出場し、非常に高い評価を受けた。難しく繊細なポジションでプレーしながらも、1年間でわずか2枚のイエローカードしか受け取らなかったのは特筆すべき点だ。 もし辞書で「理想のディフェンダー」を調べれば、そこには間違いなく"中谷進之介"の写真が掲載されているはずだ。 さらに注目すべきは、彼がリーグ戦で4ゴールを決めたこと。これほど多くのゴールを挙げるセンターバックを持つことは、手持ちのカードに、"ジョーカー"があるようなもの。2024年の彼のシーズンは本当に素晴らしいものだったね。 選定:アレックス・シルヴェストリ トスカーナ州ペッシャの出身。『ピノッキオの冒険』の作者カルロ・コッローディが生を受けた村の近くで生まれ育ち、現在は同州のルッカに在住。Jリーグの黎明期から試合を観ている大の日本サッカー通で、サムライブルーとなでしこジャパンの試合も欠かさない。鹿島アントラーズとカマタマーレ讃岐、そしてユヴェントスのファン。好きな選手は鈴木優磨。キャプテン翼やSLAM DUNKなど、日本のアニメにも詳しい。好きな日本食はオニギリとタコヤキ。
フットボールチャンネル