大谷翔平 9月に右肘手術も「素振りを始めている、十分開幕に間に合う」24年は打者専念
ドジャースに移籍した大谷翔平選手が日本時間15日に行われた入団会見で、シーズン中に負傷した右肘の状態について話しました。 【画像】8月のレッズ戦で緊急降板した大谷翔平選手 大谷選手はダブルヘッダーとなった8月24日のレッズとの第1戦、先発としてマウンドに上がりますが、2回途中に緊急降板。2試合終了後にエンゼルスのペリー・ミナシアンGMが、右肘じん帯損傷であったことを明かしました。 これに伴い、2023年シーズンの投手としての出場は終了。現地9月19日には代理人のネズ・バレロ氏は大谷選手が手術を受けたことと、その成功を報告していました。 当時、手術を担当したニール・エルアトラッシュ医学博士は「翔平と検討した結果、最終的なプランは、目の前の問題を修復し、健康な靭帯を補強する一方で、肘の長寿のために生存可能な組織を追加することでした」と、具体的な術式については語っておらず、今回の入団会見でも、当時トミー・ジョン手術と言わなかった理由について聞かれた大谷選手。 これに大谷選手は「最初の段階でどういう手術になるのか、ドクターも含めてどういう風になるのかを決めなきゃいけなかったので、発表の段階でそれが決まっていなかったのが一番」としつつ、トミー・ジョン手術をしたのは事実かという問いには「そうですね、ただ術式が前回とは違うので、そこをどういうふうに表現するのかというのは僕はもちろん専門外なところではあるので、そこはドクターの方が詳しいかなと思います」と答えました。 また右肘の状態と、開幕に間に合うかについては「バッティングの方は今もう素振りを始めているので、概ね予定通りにきている。若干早いくらいな感じできているので、十分開幕に間に合うんじゃないかなと思う。スプリングトレーニングでしっかりゲームに入れる準備ができていれば開幕に十分間に合うんじゃないかなという感じはします」と話しました。