リヴァプール所属のトレント・アレクサンダー・アーノルド [写真]=Getty Images

　イギリスメディアの『スカイ・スポーツ』は25日、リヴァプール所属のイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドがリヴァプールのチームメートや将来の目標などについて語るインタビューを配信した。 　現在26歳のA・アーノルドは6歳からリヴァプールのアカデミーに所属し、2016年10月にトップチームデビューを飾った。翌シーズンにはプレミアリーグの最優秀選手賞にもノミネートされるなど、世界屈指のサイドバックへと急激に成長。高い攻撃力を武器としながら数々のタイトル獲得に貢献し、リヴァプールではこれまで公式戦321試合に出場し19ゴール83アシストを記録している。また、イングランド代表として公式戦33試合4ゴール6アシストを記録するなど、クラブと代表の両方で活躍を見せている。 　そんなA・アーノルドはリヴァプールのチームメイトであるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクについて「今まで同じピッチでプレーした選手のなかでトップ3に入る素晴らしい選手。自分の息子や孫に『彼と一緒にプレーしていた』と語りたくなる存在で、弱点がない唯一の選手だよ」と能力の高さを称賛した。 　続けて、エジプト代表FWモハメド・サラーについては「彼がリヴァプールに加入した最初の日から今まで、一貫性を持ってプレーしている。彼ほどプレーの質が変わらない選手はいない」と、常に高いクオリティを発揮できる選手と説明した。 　一方、質問者から将来の目標として「チャンピオンリーグで再び優勝」、「リヴァプールのキャプテンに就任」、「バロンドール受賞」、「イングランド代表としてトロフィー獲得」のどれを選ぶかと問われると、A・アーノルドは「バロンドール受賞」を選択。 　質問者から「バロンドールという個人の賞を挙げるのは意外だった」と指摘されると、A・アーノルドは「これを選んだ理由は、達成できると思うから。サイドバックとして初のバロンドール受賞者になりたいんだ」と、自身の選択の背景を説明した。