気になる!プロ野球選手の夏場の疲労回復術【山本萩子の6-4-3を待ちわびて】第123回
梅雨が明けてますます厳しい暑さの日が続きます。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。 【写真】山本キャスターの最新フォトギャラリー 夏バテ気味な山本も、気がつけば今年で28歳。お酒をたくさん飲んだ翌日は目覚めが悪く、「疲れが取れていないなあ」と思うことも増えました。そんな日は1日ぐったり。すべてがなんとなくうまくいかないような気がして、夕方にもう一度お酒を飲んで、気持ちよく1日をリセットするようにしています(笑)。 しかし、プロ野球選手が二日酔いでパフォーマンスを発揮できなかったら大問題。野球選手は体調管理はもちろん、どのように疲労回復しているのか気になりますよね。 野球選手は肉体的にはもちろん、ゲームを終えた後は精神的な疲労も大きいと思います。アスリートは肉体が資本ですから、自分のベストパフォーマンスが発揮できるように「心身ともに整えておきたい」と思っているでしょうね。 若い頃ならいざ知らず、年齢を重ねるごとに回復は遅くなっていきます。そのため、若いうちから健康に気を遣う選手が多くなりました。 食事面でもきっちり管理している選手も増えた印象があります。特にメジャーに挑戦する選手は家族のサポートが欠かませんから、渡米する際に管理栄養士やアスリートフードマイスターの資格を取る方も多いですすね。 アスリートは、すべての食事に意味があります。試合日の朝食に何を食べるか、明確にルーティーンを持っている選手も多いですね。また、試合後の食事は、体が受けたダメージを回復するためにタンパク質を多く摂ることが求められます。試合終了と同時に、次の試合に向けた準備が始まるということですね。 タンパク質を摂取する狙いもあって、試合後に焼肉に行く選手が多いのかもしれません。私の知り合いで、野球を専門にしているスポーツ外科医の方も、「筋肉を痛めた時は、とりあえず焼肉に行くといい」と言っていました。 そして適度な量のアルコールは、精神疲労を緩和するメリットがあるようなので、焼肉とビールという組み合わせはもしかして"最高の疲労回復食"なのかもしれません。