オジサンだからこその節約法! 一生モノなんて まやかし!? だからこそ一生愛せるモノを見つけよ
若い頃、買い物の失敗を幾度となく繰り返してきたオジサンの経験がモノをいう
若い頃は食費を節約したり、帰りの交通費を削ってまで洋服やレコードを無茶して購入し、原宿・渋谷辺りから自宅まで数時間歩いて帰ったもんですが、昨今インポートブランド、ドメスティックブランド、古着などのアパレルはもちろん、00年代頃には"時代遅れ"とさえ揶揄された中古レコードまでもが高騰化。
もう、買い物すべてが、以前と比べて慎重にならざるを得ない状況となっています。 昔は外食でさえ 牛丼250円、コンビニおにぎり100円、ミスド100円セールなど、エンゲル係数を削ることが容易かったため、自炊をせずとも食費を切り詰められましたが、現在はご存知の通り。
2022年の値上げラッシュにはじまり、2024年現在の食品物価高騰は縮小傾向にあり、上がった銘柄は元に戻ることは少なく、値段の底上げが進んだ印象です。 あのファストファッションブランドでさえ値上げに踏み切るこの時代…。最近では価格が約2倍に高騰した日本産真珠や 最大約3万円アップのアークテリクス、そして旧価格の2倍になるアイテムも存在するアンドワンダーなどなど、日頃腹筋を鍛えていたとしてもボディブローのように じわじわ効いてくるニュースばかり。
円安の影響、物流コストならびにウールやカシミヤ、真珠やレザーなど衣料品生産にまつわる原料価格が軒並み上昇し、この先当分は価格の引き上げから逃れられそうもありません。
そもそも洋服の原料および生地におけるドラスティックな変化は起こりにくく…。 今、話題の構造タンパク質素材「ブリュード・プロテイン™繊維」に代表される革命的アイデアが実を結んだとしても、正直なところ値段に関しては しばらく抑えられないのが現状です。とってもエシカルで有意義ではあるのですが。
ならば、今のうちに現在の価格でまとめ買いして備えることも、長い目で見ればひとつの賢い節約手段ではないかと思ったわけです。 余談ですが、シンガーソングライターのヤマタツこと山下達郎氏はレコードを再生するために必要なパーツである針、カートリッジを生涯分すでに保管している、なんて逸話もあります。