50代ひとり暮らしが「やめた」掃除3つ。各部屋にゴミ箱を置かない、大掃除をしない
毎年恒例、今年も大掃除の時季がやってきました。ただでさえ忙しい年末に行う大掃除を、おっくうに感じている方も多いのではないでしょうか? 3匹の保護猫と暮らすフォトスタイリストのヤノミサエさんは、7年前に「大掃除をしない」と決めたおかげで、年末をゆっくり過ごすことができるようになったそう。ヤノさんに「日々の掃除で思いきってやめたこと」について伺いました。 【写真】毎日掃除することをやめたヤノさん
1:「大掃除」をやめた
年末の恒例行事といえば「大掃除」ですが、私は7年前から「大掃除」をやめました。当時住んでいた家は新築で、ひとり暮らしということもあり大きく汚れなかったことがきっかけで、その年は「大掃除」をしなかったのですが、おかげで気ぜわしい年末をゆったりとした気持ちで過ごすことができました。 それ以降、秋から少しずつ掃除をすることで、年末に大掃除をしなくてもいいようにしています。 とはいえ、新年はきれいいな水まわりで迎えたいという気持ちもあるので、水まわりだけはササっと簡単にふき掃除。 グラスやマグカップの茶渋を磨いてピカピカにして、スポンジやくたびれたタオル類を新調。猫のトイレも丸洗いして、私なりの新年を迎える準備をしています。
2:「毎日掃除」をやめた
「○曜日に○○を掃除する」と言った曜日制や、「毎日必ず○○を掃除をする」と決めていたこともありますが、掃除を負担に感じるようになり、今ではゆる~く掃除をするスタイルになりました。 毎日掃除をしなくても家がすごく汚くなるわけではありません。汚れが蓄積しない程度に、汚れが目についたらちょこちょこ掃除をしています。 においが発生する場所はマメに、視界に入るところを中心にして、高所はたまに掃除する、と優先順位をつけて掃除しています。
3:「各部屋にゴミ箱」をやめた
ひとり暮らしをはじめた頃は各部屋にゴミ箱を置いていましたが、ゴミの日にゴミ箱を回収するのが面倒になり、今ではキッチンだけに置くようになりました。 普通ゴミ、容器包装プラスチック、資源ゴミ、3つに分けたゴミ箱をキッチンに置いて、ほかの部屋でゴミが出たときもキッチンまで捨てに来ます。1か所に集中させることでゴミ出し時の効率がよくなり、時短に繋がりました。 部屋にゴミ箱を置かなくなったことで、インテリア的にもスッキリ! 愛用しているのは無印良品の「ポリプロピレンフタが選べるダストボックス・大」です。底面にキャスターをつけて引き出しやすくしました。スリムタイプなので狭いすき間にもピッタリはまって助かっています。 掃除の仕方はライフスタイルによっても大きく変わります。掃除のハードルを下げて、無理なく続けていけるよう、負担を軽くしていきましょう。
ヤノミサエ