日野、路線バス「ブルーリボンZ EV」発売 ハブモーター付きドロップアクスル採用で低床化
日野自動車は、電気自動車(EV)の路線バス「ブルーリボンZ(ズィー)EV」を発売した。左右のリアアクスルそれぞれにモーターを内蔵した「ハブモーター付きドロップアクスル」を採用するなどし、フロアをフルフラットにしたほか、低床化してバリアフリー化を実現した。 同モデルはいすゞ自動車の「エルガEV」との統合商品。サイズは全長1万545×全幅2485×全高3330㍉㍍で、乗員の定員は70人。駆動用電池は屋根上と最後部の座席下に搭載した。1充電当たりの走行距離は360㌔㍍(国土交通省審査値)。急速充電時間は出力50㌔㍗の場合、3.2時間で電池残量20%から80%まで充電できるという。 別売りの外部給電器を活用すれば、家庭用電源を取り出せる。 価格は非公表。