高橋文哉が語る「“周りの評価”との向き合い方」 芝居で心がけていること、先輩俳優からの刺激
それを気にしなかったら、この仕事をやる意味がないと思っています。いい評価を受けるためにやっていますが、一方で反対の評価も、自分を見てもらえなければ出てこない。なので、自分のために周りの目を気にするというより、そういう仕事なんだと思っています。 ■ネガティブなことを言われても気にしない ――エゴサもしていますか? SNSももちろん見ていますし、周りの人からの言葉も耳にします。でも、僕はポジティブなタイプなので、ネガティブなことを言われても、あまり深くは気にしないです。そのなかで直せるところは直します。「そう感じる人もいるのか」と参考にするという感じです。
――そこから学ぶことや得ることもありますか? ありますが、ネットやSNSの声は、世の中のごく一部の意見でしかないので。僕を悪く言う人が1割で、よく言ってくれる人が9割だと思っているので、その人たちのためにがんばりたいと思っています。 ――芸能界で輝き続けるためにいまやるべきことは何ですか? これをやれば仕事が増えるとか、人気が出ると思ってやっていることはひとつもありません。常に新鮮な姿を見ていただきたいと思っています。
武井 保之 :ライター