<若草物語>堀田真由主演の社会派シスターフッドコメディに「共感の嵐すぎる」の声 今日から間に合う1~3話を振り返り
堀田真由が主演を務める、人生の難題にぶつかってはトライ&エラーを繰り返して幸せを模索する四姉妹の幸せに迫る社会派シスターフッドコメディー「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」(日本テレビ系)。10月27日(日)に4話が放送予定で、今ならTVerで1話~3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「若草物語」を振り返ってみよう。 【写真】幼なじみの一ノ瀬颯“律”と9年ぶりに再会した堀田真由“涼” ■第1話あらすじ 2024年、日本のとある小さな町。一つ屋根の下、たくましく騒がしく生きてきた町田家の四姉妹。 勝気で口が達者な次女・町田涼(堀田真由)は、脚本家志望だったものの訳あって今はドラマ制作会社で助監督として働き、慌ただしい毎日を送っている。「私は恋も結婚もしない。一生姉妹で暮らしたい!」――恋愛至上主義の風潮に抗いながら生きる涼のもとに、ある日大御所脚本家・黒崎潤(生瀬勝久)が書いたドラマの監督を務めるチャンスが巡ってくる。 “ドラマ業界のヒットメーカー”と称される黒崎との仕事とあって、涼の先輩でもあるプロデューサーの柿谷成実(臼田あさ美)からは、「口には気を付けて」と釘を刺される。 一方、結婚願望強めの長女・町田恵(仁村紗和)は、ハローワークの非正規職員。周囲に内緒で正規職員の小川大河(渡辺大知)と職場恋愛中だが、彼から結婚をはぐらかされたり、上司からひそかに送られてくる“おじさん構文”全開の私的なメッセージに頭を悩まされたり、モヤモヤを募らせる日々。 そんな姉たちを尻目に、したたかで甘え上手な四女・町田芽(畑芽育)は、ファッションデザイナーになる夢を叶えるべく、服飾専門学校で服作りの腕を磨いている。「結婚するならお金持ち限定」と割り切り、エリート大学生の彼氏と順調に交際を続けてきたものの、ひょんなことからクラスメイトの沼田灯司(深田竜生)と急接近。 常日頃から高価なファッションアイテムで身を固め、ミステリアスな色気を漂わせている沼田はまさに“沼オトコ”。しかし、周囲とはどこか一線を引いている様子。 そして、心優しくおっとりとした三女の衿(長濱ねる)。役者を志す衿は、脚本家を目指す涼にとって一番の理解者でもあり、心の支えそのもの。「将来衿のためにドラマを書きたい」と願う涼と、「いつか涼の書いたドラマで主演をやりたい」と夢見る衿。しかし今現在、姉妹が暮らす家に衿の姿はない。 そんな衿の“不在”によって心にぽっかりと穴が空いた涼の前に、すっかり大人の男性になった幼馴染・行城律(一ノ瀬颯)が9年ぶりに姿を現す。小中高を共に過ごした涼と律は、性別の垣根を越えた親友同士でもあったが、律は涼に対して“特別な想い”を抱いていた。 仕事、恋愛、結婚、夢――避けては通れない人生の難題にぶつかってはトライ&エラーを繰り返しながらも、それぞれの幸せを模索する四姉妹。彼女たちがたどり着く、四者四様のハッピーエンドとは。 初回から、ベテランの黒崎にも物怖じせず反論するという涼の姿が描かれた。SNSでは「共感の嵐すぎる~」「最後強気で脚本家に噛み付いたところで泣いてしまった」「たんかを切ってくれてスカッとしたぜ」とコメントが寄せられ、トレンド入りする反響が寄せられていた。 ■第2話あらすじ 「書けばいいんでしょ!?黒崎さんと同じステージまで這い上がって、古い価値観ぶっ壊してやりますから!」 恋愛至上主義の風潮に抗いながら生きる町田家の次女・涼は、恋愛と結婚こそが女性の幸せだと決めつける大御所脚本家・黒崎の物言いに我慢できずに猛反発。 せっかくもらった監督の仕事を突っぱね、会社を辞めて脚本家になってみせると宣言したものの、貯金も仕事もないのに、来月から家賃の支払いや奨学金の返済や妹の学費はどうすれば…。今更ながら事の大きさに気付いてどんより気分の涼だが、もう後には引けずにいた。 一方、涼のピンチを知る由もない長女・恵は、昼夜問わず送られてくる上司からの私的なメッセージが日に日にエスカレートしていくことにモヤモヤを募らせる。 四女の芽は、ホテルでの一件以来、寝ても覚めても沼田のことで頭がいっぱい。エリート大学生の彼氏よりも沼田からの連絡を期待してしまう芽は、学校の課題で沼田とペアを組むことになってドギマギ。 そんな姉と妹に「会社を辞めた」と言い出せない涼は、恵が勤めるハローワークにこっそり足を運び、恵に隠れて失業保険の手続きをしようとするが、またもや口が災いして大騒動に。 今さら会社には戻れないし、名もなきライターに仕事をくれるプロデューサーもいない。脚本家になるにはコンクールで入賞するのが近道だと悟った涼は一念発起。憎き黒崎が審査員を務める新人脚本賞に応募しようとするが、書きたいテーマが見つからなくて筆が全く進まない。 コンクールの締め切りまであと3日。すっかり行き詰まってしまった涼を心配する律。そんな中、涼の知らないところで、芽がまさかの警察沙汰に。 2話では涼が脚本コンクールで落選するが、ベテラン脚本家から連絡が入るという展開が描かれた。また、四女・芽を「遊んでみる?」と誘惑する沼田の沼男ぶりが話題となり、「沼田が沼すぎた」「寝ても覚めても沼田のことで頭がいっぱい…」「いろんな意味で深田担寿命縮みましたね」とコメントが寄せられていた。 ■第3話あらすじ 口が災いして仕事もお金もなくなってしまった涼は、脚本家になる夢を叶えるために一念発起して脚本コンクールに応募。落選こそしたものの、審査員の1人だった人気脚本家・大平かなえ(筒井真理子)の目に留まり、かなえの下でアシスタントとして働いてみないかと誘われる。 涼にとっては夢に近づく千載一遇のチャンス…とはいえ、この道40年のかなえは長年ラブストーリーを書き続けてきた“恋愛ドラマの名匠”。恋愛に興味がなく、衿と“結婚しない同盟”を組んでいた自分が、よりによって恋愛脚本家のアシスタントなんて…。 そんな戸惑いを抱えつつ、恵から「やりたかった脚本の仕事ができるなんて奇跡なんだから」と背中を押された涼は、このチャンスにしがみつこうと決心する。 “もしかしたらプロットでも書かせてもらえるかも?”という淡い期待もむなしく、涼に与えられた仕事はかなえの身の回りの雑用係。家具の修繕、部屋の照明やウォーターサーバーの水の交換。想像していた仕事とは全然違ったものの、脚本家になるために「なんでもやります!」と食らいつく涼に、「本当になんでもやる?」と問うかなえ。 新作ドラマを執筆中のかなえは、マッチングアプリで出会う今どき男女のラブストーリーを書こうとしているが、クランクイン直前だというのに、キャラクター作りが難航してまだ1話も完成していないという。かなえから「今どきのリアルな男性像をリサーチしてほしい」と頼まれた涼は、物は試しと、実際にマッチングアプリを使ってみることに。それを知った律は「恋愛しちゃうってこと?」と気が気でなく…。 そんな中、ハローワークで働く恵は同僚の佐倉(酒井若菜)から思いも寄らない相談を持ちかけらる。芽は、ひょんなことからミステリアスな同級生・沼田が抱える“ある事情”に触れてしまう。 第3話では涼の助言によってかなえが良い脚本を書き上げた様子や、彼氏ともめる芽の手を引いて連れて出す沼田の姿が描かれた。SNSでは2話に引き続き、「全部ずるすぎるのよ」「これに惚れない女がいるわけないじゃんかー」「浮気男を目線で殺す演技がめちゃ良かった」と沼田の沼にハマる視聴者の声が寄せられていた。