プロも驚く「初速性能」 タイトファンの大本命がキタぞ タイトリスト「GT3」ドライバー
二年に一度のペースでリニューアルするタイトリストの新ウッドカテゴリーは、ことしがそのスイッチ年。8月23日発売の「GTシリーズ」は、すでにPGAツアーで多くの選手が使いはじめたことで、発売前から早くも話題になっている。前作「TSシリーズ」同様にGT2、GT3、GT4と3機種がラインアップされる中、今回はアスリートモデルの代表格「GT3」をテスト。その性能についてギアの知識が豊富なミタさんが解説、気になる飛距離性能、弾道、打感はアスリートゴルファーのコウタロウ(HS50m/s)とベテランゴルファーのシオさん(HS40m/s)が試打した。
ウエイト調整を後方から前方にして、浅重心に
【ミタさん】 今回はプロゴルファーからも大人気のタイトリスト「GT3」です。 【コウタロウ】 米国でも欧州でも日本でも、世界中のプロゴルファーから評価が高いですよね。 【シオさん】 でも、一般のアマチュアにはどうなんだろう。 【ミタさん】 「GT2」でも解説しましたが、クラウンをコンポジット構造にして軽量ポリマーを使ったことで重量配分に余裕ができました。その分、前作の「TSR」より低重心になっているので球は上がりやすくなったと思います。 【シオさん】 じゃあ、高さは出せるのかな。
【コウタロウ】 でも、まさかこのヘッドがコンポジットって気づく選手はいないでしょう。全くつなぎ目が見えないからね。 【ミタさん】 PGAツアー選手のテストでも説明を受ける前に気がついたプロはいなかったそうですよ。 【コウタロウ】 ウエイト調整のポジションも変わりましたね。 【ミタさん】 「TSR3」まではヘッド後方に弾道調整システム(SURE FIT CGトラック)がついていましたが、「GT3」ではソールのフェース寄りに移動しました。
【シオさん】 重心が浅くなったってこと? 【ミタさん】 はい。前作と比較すると重心を低くして、浅くなっています。 【コウタロウ】 設計上はスピン量が減って、打球が上がりやすくなるポジションですね。 【シオさん】 じゃ、簡単に言うと高打ち出し・低スピンで「飛ぶ」ってこと? 【ミタさん】 それは打って検証しましょうか!