22歳一人暮らしです。お米が高いので夕食は「ほぼ麺類」にしていますが、栄養面は問題ないでしょうか?
「麺類+コンビニサラダ」にした場合の食費はいくら?
麺類だけでは栄養面で心配という人は、コンビニで買えるサラダをプラスしてみるといいでしょう。 例えば、そうめんに255円(税込み)のサラダをプラスした場合は384円(めんつゆは家にあるものを使用すると仮定します)、インスタントラーメンに225円(税込み)のサラダをプラスした場合は340円かかります。 総務省統計局の「2023年家計調査」によると、単身世帯の1年間の食費は55万6693円ということです。これを12ヶ月で割り、さらに3食・30日で割った場合、1食分の費用は約515円が目安になります。 3食とも約515円かかるとすると1週間の食費は1万815円になりますが、毎日夕食のみ麺類とサラダで300円程度におさえたとすると、1週間あたり9310円程度で済ませることが可能かもしれません。
「麺類+コンビニサラダ」で不足する栄養素
含まれる栄養素については、そうめんとコンビニのコーンサラダを例に挙げて紹介します。それぞれ、以下のような栄養素が含まれています。 【そうめん】 ・たんぱく質 ・脂質 ・炭水化物 ・ナトリウム 【コーンサラダ】 ・たんぱく質 ・脂質 ・炭水化物 両方摂取してもカルシウムや鉄分などの栄養素が不足するおそれがあるため、ほかの食材も上手に取り入れながら栄養バランスのとれた食事を心がけることをおすすめします。
夕食をほぼ麺類にするなら不足しがちな栄養素を補うことが大切
一人暮らしをしていて食費を節約するために「夕食をほぼ麺類にしている」という場合、麺類だけでは栄養が偏るおそれがあります。 栄養不足が気になってコンビニのサラダをプラスしたとしても、鉄分やカルシウムなどの栄養素を摂取できない可能性があるため、注意が必要です。 麺類とコンビニサラダを購入すると単身世帯の1食分の目安より安く済む可能性はありますが、選び方によってはそれほど節約にならない場合もあるため、その点も踏まえたうえで、節約に効果的で栄養面でも心配のない献立を考えた方がいいでしょう。 出典 総務省統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 年次 2023年 第9表 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部