ジャイアンツの“余剰戦力”に…?巨人、1軍では出番がなさそうな選手(3)2年ぶり昇格もわずか1試合で
レギュラーシーズンの終盤に差し掛かっている2024年のプロ野球。新規契約可能期間が過ぎ、残りのシーズンに必要な戦力が固まりつつある。その一方で、出場機会に恵まれず、余剰戦力となっている選手も少なくない。ここでは、一軍での出番が少ない読売ジャイアンツの選手を紹介したい。(※今季成績は8月19日時点)
畠世周
・投打:右投左打 ・身長/体重:186cm/82kg ・生年月日:1994年5月31日 ・経歴:近大福山高 - 近畿大 ・ドラフト:2016年ドラフト2位 昨季は右肘のクリーニング手術により、シーズンを棒に振った畠世周。故障が癒えた今季は一軍での活躍が期待されたが、出番が限られている。 近畿大から2016年ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーは先発起用され、13試合の登板で6勝4敗、防御率2.99をマーク。大器の片鱗ぶりを覗かせたが、翌年以降は度重なる故障に苦しんだ。 それでも、2021年から本格的にリリーフへ転向すると、同年は自己最多の52試合に登板し、4勝3敗11ホールド、防御率3.07の好成績を残した。 しかし昨季は、開幕前の3月に右肘関節鏡視下クリーニング手術を実施。再び故障に泣かされ、一軍登板がないままシーズンを終えた。 今季は6月末に一軍へ昇格し、7月14日のDeNA戦では3回を投げて1失点。まずまずの投球を見せたが、その後は登板機会なく降格となった。 ファームでは31試合登板で防御率1.65と結果を残しており、一軍再昇格に向けてアピールしている。
ベースボールチャンネル編集部