Rソシエダードが東京Vに勝利 日本代表MF久保建英は後半3分に途中交代 観衆は4万人超え
◇親善試合 Rソシエダード2―0東京V(29日・国立) スペイン1部・Rソシエダードが東京Vと親善試合を行い、2―0で勝利した。日本代表MF久保建英は先発出場し、後半3分までプレー。右ウイングとしてドリブルやスルーパスなどでチャンスを演出し、前半41分には対面するDFを股抜きで突破し、シュートも放った。この試合には4万150人の観衆が集まった。 試合は前半45分、RソシエダードがDFゴンザレスのミドルシュートで先制。6月2日にはJ1リーグの札幌戦が控える東京Vは主力の大部分がベンチ外だったが、後半には若手が躍動。明治大在学中で来季加入が内定しているMF熊取谷一星が積極的なプレーを見せるなど、好機もつくった。後半36分にはMF河村慶人のシュートがポストをたたくなど、惜しい場面もつくって観衆を沸かせた。しかし後半アディショナルタイムには、Rソシエダードのロシア代表MFザハリャンがミドルシュートでネットを揺らした。2―0で試合は終了し、スペインの強豪・Rソシエダードがその力の一端を日本のファンに見せつけた。
報知新聞社