愛媛県・面河渓の紅葉は残暑で異変…色づきがまだ3割程度 地元施設「ちょっと残念」【愛媛】
テレビ愛媛
残暑が長引いた影響で「紅葉」に異変が起きています。 例年なら見頃を迎えているはずの愛媛県の紅葉スポットは、まだ色づきが3割程度で、観光客の足も鈍っています。 鈴木瑠梨キャスター: 「色づき始めた葉と、白い花崗岩、久万高原町の面河渓です。ただ、全体としてはまだ緑色の葉が多く、紅葉シーズンはこれからといったところでしょうか」 石鎚山のふもとに広がる「面河渓」は透明度の高い清流を囲うように、毎年この時季赤や黄色に染まりますが今年はどうでしょうか。 面河渓を愛する会・白石崇会長: 「1週間以上遅れているのは間違いないかと思います。(例年は)11月の最初の連休、3日ごろ。その頃がわっと盛り上がる最高のときで、それから1週間くらいで大体終わり始めるのが普通ですけど、今はまだまだですね。」 白石さんによりますと、現在はまだ3割ほどの色づきです。 それでも渓谷の周りを歩いてみると… 鈴木瑠梨キャスター: 「あ!あそこら辺、結構グラデーションになってますね」 白石崇会長: 「ちょっときれいでしょ」 所々で色づき始めている木もあり、緑、黄色、赤のグラデーションを楽しむことができました。 紅葉の遅れに頭を悩ませている施設があります。 清流面河・土居昭彦さん: 「せっかくお客さんをお迎えするのに、ちょっと残念かなというところはありますね」 面河渓に去年10月にオープンした交流拠点施設「清流面河」 地元の農産物や特産物を販売する売店や食堂を備えた施設です。 施設の大きな窓からは、面河渓の幻想的な自然を臨むことができます。オープンから1年。今年もお客さんを迎える準備は万端ですが、今年の状況はどうでしょうか。 土居昭彦さん: 「やはり、色がついてないということで一般のお客さんは少ないようですね」 売り上げは、去年の同じ時期と比べ約半分だということです。 土居昭彦さん: 「今年は若干遅れておりますけど、これから十分見応えはあると思いますので、ぜひこの面河渓の神秘的な紅葉を、見に来ていただけたらなと思います」 日本気象協会によりますと、久万高原町はこれから週末にかけ、最低気温が一桁になる日が続く予想で、面河渓の紅葉も、週末以降見頃を迎え始めそうな見込みです。 #愛媛県 #石鎚山 #面河渓 #紅葉 #面河渓を愛する会 #グラデーション #清流面河 #神秘的 #日本気象協会
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